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ヨーロッパは鉄道先進地域。といっても、日本の鉄道も相当な先進分野なので、とりたてて、ヨーロッパの方が発達しているということはない。でも、ちがいは大いにある。
ここ、イタリアも含めて、日本の新幹線にあたる高速鉄道は、新幹線のような電車ではなく、機関車牽引方式だということ。また、高速鉄道が在来線と比べて軌道幅が広いということがないため、在来線の列車と高速鉄道が一緒の線路を走っているところは、日本とはちがう。もっとも、秋田新幹線や山形新幹線が在来線と一緒の線路を走っていることを考えれば、日本にも同じ部分はある。だけど、日本の場合にはそういった区間は例外といえるが、ヨーロッパではそれが普通だ。
ただ、一緒に走っているところでは、もともと高速専用にはつくられていないため、列車はその性能を十分に発揮していない。
イタリアでは、日本の新幹線網のように、高速鉄道専用の路線が多くあるわけではないが、ローマからフィレンツェに向かう路線では、高速専用の路線が敷かれていた。軌道幅は在来線と変わりはないが、カーブや線路規格などが高速専用につくられているだと思う。この区間では時速250qを越えるスピードで疾駆している。
イタリアの高速鉄道「ESスター」はお洒落なデザインだ。デザイン大国イタリアの面目役如であるが、ちょっと見た感じでは、秋田新幹線のこまち号に似ている。ただし、こまち号に似ている先頭部分は機関車なので、ここには乗客が乗ることはできない。
緑をペースにして、車内は赤も使われている色遣いは、イタリア国旗の色彩ともかさなる。
外国人が安く乗れるレールパスを使えば、1等車(日本のグリーン車)も格安で乗れる。日本ではちょっと躊躇してしまう「ぜいたく」を外国人ならではの特権で乗ってみた。
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