2015年 5月 11日

ひたち海浜公園のネモフィラ


 女装写真を室内だけで撮っている方も多いかな。女装で外に出るというのはけっこうハードルが高いかもしれません。でもちょっと勇気をもって外に出てみたらいかがでしょう。
 外に出る。といっても、せっかく出かけるのであれば背景がきれいなところ、または、想い出に残るところの方がきっといい。私はそう思っています。
 さて今回はネモフィラ。国営ひたち海浜公園というところが茨城県にあります。東京からだと、特急列車を使って行くとしても、あれこれで2時間あまり。普通列車だと3時間くらいかかるでしょうか。でも、発想を変えてみてみると、列車旅を女装でそんなに楽しめるのですから。私は普通列車の旅をおすすめします。
 首都圏には、普通列車(快速を含む)でグリーン車自由席をつないだ列車が頻繁に走っています。上野から茨城方面にもこの手の列車が数多く走っています。2015年からは、上野・東京ラインが開通し、東京、東海道方面にも乗り入れるようになりました。ここでは、私が実際に利用した上野からの列車旅を紹介します。
 女装してみどりの窓口で切符を買うとなると、野太い男の声だとちょっと嫌だなあと思っている方。気にしない、気にしない。窓口の人は売る人ですから、淡々と発売してくれます。とはいえ、グリーン車でも窓口を使わなくてすむのが、グリーン車自由席なのです。券売機で購入できますし、スイカなどの交通系ICカードを持っていたら、そのカードに、グリーン券を買ったよという情報を書き込むかたちでの購入をできるのです。ICカード方式ですと、グリーン車内で、天井についているICカード読みとり機にタッチするだけで、購入者が座っていますよという緑表示のランプがつき車内検札もパスしてくれます。よほど混んでいるとき以外は、2人用の座席に1人で座っていることができます。これだったら、女装初心者でも気にならないのでは。
 日本の列車は、基本的には、女性専用・男性専用といった座席区分の販売はしていませんので、切符の予約のときに性別で頭を悩ますことはありません。コンパートメント(部屋形式)で室を割り振る販売方法をとっている場合には、これは頭がいたいところですが、日帰りだとその心配はまずありませんから、日帰り女装旅行で体験を積んでいくことをおすすめします。もっと本格的な泊をともなう旅行については、別のところでお話しすることにしましょう。
 下の写真は、いずれも、三脚をたてての自撮りです。タイマーではなく、リモコンでシャッターを切るカメラで撮っています。
 リモコンでシャッターが切れるカメラ。うーーん、コンパクトデジカメだと、ペンタックスからしかでていません。一眼レフだと、キャノンでもニコンでもペンタックスでも、オプションでリモコンを購入すれば使える機種はたくさんあるようです。リモコンは3000円もあれば買えますのでバッテリーパックより安いぐらいです。私の写真は、キャノンのミラーレス(EOS M3)で撮っていますが、この機種もリモコンは使えます。リモコンが使える機種だと他の人にシャッターを押すことを頼まなくてすむので、女装写真をとるときの必須アイテムだと思っています。

 ひたち海浜公園には、森林のなかにカフェがしつらえてあり、カフェに通じる木道や東屋があります。木道の途中にはつつじの木もあちらこちらにあり、写真を撮る背景としては最適のところでしょう。一番下の写真は、エントランスなのですが、背景としてはおもしろいですね。