
インターネットのメールで知りあいになり、札幌でお会いした女装子の「晴美ちゃん」。
晴美ちゃんが車できていたので、その車で、「ドリームビーチ」という海水浴場まで出かけてみることになりました。海水浴場に行くといっても、正確には、ドリームビーチの駐車場に出かけるということなんです。
それも昼間ではなく夜、それも深夜。私たちが行ったのは夜中の2時ごろでした。驚くことに、何百台もの車が終結して、駐車場のあたりを車でぐるぐると周回しているのです。別に暴走族の集会でもなんでもありません。普通の若者の車なのです。
いったい何のために集結しているのかというと、ナンパとナンパされることの目的のためだというのです。ちょっと小さめの車が「女車」、これはそんなに数がおおいわけではありませんが、それでも何十台かはいるのでしょう。もちろん、女性が運転していて女の子が乗っている車なのです。その「女車」をターゲットにして、「男車」がぐるぐると周回し物色しているという構図。おわかりでしょうか。
「女車」で車を停めていていい子がいたら、その車の横にピタッと駐車して、そして話し込むという...その目的で集まってきているのです。
そういう知識のもとに見回してみると、いたいた、2台の車が並んで駐車していてライトも消している。容易に何組かを見つけることができました。
私たちのところにもナンパ車が来ないかなとちょっぴり期待していましたが、この日は空振りでした。晴美ちゃんの車がけっこう大きな車で、ワゴンタイプのもの。「女車」とはちょっと言い難いので、なかなかナンパされにくかったこともあったのでしょう。ともあれ、私としては、初めて見た光景で、深夜に何百台の車が排気音を響かせて周回している構図は、やはり「見応え」があるものでした。
しかし、商魂たくましいというか...こういう深夜に、ビーチのお店で開店しているところがあるのですね。人が集まってくればお金を落としてくれるということでしょうか。