2006夏 旅先で出あった人々(パリ/ロンドン/ストックホルム)
※BGMは、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」.革命の歌だそうです.
人との出あいも旅の醍醐味
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← パリ郊外、フォンテーヌ・ブロー宮殿で出あった台湾からきていた1人旅の女性
フォンテーヌ・ブローは世界遺産のリストに登録されているところだ。私が今回の旅行に出かける前に、NHKで放映された「世界遺産・フランス縦断の旅」シリーズの第1回目が、ここフォンテーヌ・ブローだった。ナポレオンが愛した宮殿でもあった。
庭園を散策しながら写真を撮っていたら、「シャッターを押してくれませんが」と声をかけてきたのが、この女性だった。私もそうだが、この方も1人旅らしい。
学生時代、もっと英会話を勉強しておくべきだったといつも後悔するのだが、このときも私の単語を並べるだけの拙い片言の英語で受け応えしながら会話していった。この方の方がはるかに英語ができる。だが、コミュニケーションはなんとかなるものだ。英会話能力はもちろん大切だろう。でももっと大切なのは、相手と臆せずに話していこう、いろんな国の人たちと知りあおうという「心」だと思う。そして、国際化はそこからはじまると私は思っている。
パリの大学で学んでいる日本人の女子学生 →
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フォンテーヌ・ブロー宮殿のバス停でバスを降り、帰りのバス時刻を確認しなければと右往左往していたとき、なにやら日本語の会話が聞こえてきた。声の方をみると、日本人っぽい若い女性グループがいた。
聞きたいこともあったため話しかけてみたところ、それをきっかけにして、いろいろと会話することになった。ヨーロッパにきて、まわりが外国語ばかりだと、日本語を話しているというだけで、なんとなく親近感がわいてくる。
彼女たちの話によると、パリの大学で勉強しているとのこと。大学の授業がオフのとき、フランスのいろいろな場所をまわっているようだ。フォンテーヌ・ブローは、パリ中心部から、郊外ゆきの快速電車で1時間弱。行きやすいこともあって出かけてきたようだった。ここは、世界遺産の場所でもあるし、歴代の王、そしてあのナポレオンも愛した場所だったらしい。
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←サンライズの空にそびえるエッフェル塔 ↑凱旋門前で2人連れの男性から声がかかったエッフェル塔、凱旋門とそこからのびるシャンゼリゼ通り。写真を撮っていると、パリジャンが声をかけてくる。女性?がひとりでいると、声をかけるのが当然!と思っているのかどうかは知らないけれど、けっこう声がかかってきた。最初は用心して頑なな態度をとっていたけれども、いわゆる、体を求めてのナンパとはちょっとちがうようだった。写真を一緒に撮ろうという程度のナンパである。いろんな人と知りあうのも旅の楽しみでもあるため、心に「用心」の気持ちを持ちながらも、コミ
ュニケーションに応じていった。写真を撮るときは、欧米の男性って、けっこう気安く、私の肩に手をかけたりするものなのだなあと、ちょっと感心してしまった。
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パリ市のはずれにブローニュの森が広がっている。ありていにいうならば都市森林地域とでもなるのだろうか。凱旋門・シャンゼリゼ通りから地下鉄1号線に乗って、ポルト・マイヨという駅で降りれば、100メートルも歩くと、森の一角に着く。とにかく広い。歩こうものなら何時間もかかってしまうのではないだろうか。
ここに行ったのは、性サービスを売る性転換したニューハーフが出没するという話を聞いたからだった。パリではなかなかニューハーフに出会うことができなかった。そういった人たちがいるお店がなかなかない。ちょっと怖い気もしたが、性サービスを売る女性(ニューハーフ)だって私と同じ人間であるわけで、ちゃんと話していけば普通の人とかわりはないはずだと思う気持ちの方がずっと強かった。だって、日本だって、ソープランドで働いているソープ嬢ととあるスナックで席が隣になったことがあるが、とても明るくて気持ちがいい方だった。「売春婦」などとさげすんできた私たち一般の人の方にこそ、職業で人を見下す卑しい気持ちがあったのだと、私は信念を持って感じている。天皇陛下だって「売春婦」だって、そこに貴賤はない。人として少しも変わるところはない。だったら、パリジェンヌだって同じこと。そう思うと、ぜひ、パリのニューハーフに会ってみたい。そういう気持ちが強くなったのだった。
・・・・・うーーん、結果としては失敗。ニューハーフの人に出会うことはできなかったのだ。ブローニュの森って、すっごく健全。家族で、バカンスを楽しんでいる姿も多く見かけた。性が売買される場所だなんて、まったく想像することもできない。
なーーんて思いながら森の道を歩いていると、私に対して、男性が声をかけてきたのだ。この森を離れるまでに、4人の男性が私に声をかけてきた。エッフェル塔や凱旋門で声をかけられたときと、声かけの目的が全然ちがった。まさにそのものずばり。私を「売春婦※」だと思ったのか、「セックスをしないか」という声かけだったのだ。いささかびっくりしたけれど、そういう場面があるかもしれないというのは想定内!! こういうときのかわし方はいろいろとあるだろうけれど、「JAPANから来たのだけど、一緒に写真を撮ろうよ」なんてリクエストしながら、相手の要求と無関係のことを言っていくのも、けっこうやんわりと断れる手だてのようだ。4人ともうまくかわすことができて、怖い目に遭うことは全くなかった。
ただ、。エッフェル塔や凱旋門のときとちがっていたのは、私の肩に手をまわすのではなく、私をぐっと抱き寄せるかのように胸のあたりに手を回してきたことだった。上の写真は、ちょうどそのシーンがカメラに収まるようにタイミングよくシャッターが切れた貴重な1枚だ。
さて、次の写真は・・・ ロンドンの名所というより、議会制度の殿堂?とでもいうべき、イギリス議会の国会議事堂。通称ビッグベンなどと呼ばれているところだ。
ロンドンにきたら、国会議事堂はぜひ見学に行きたいと考えていたため、さっそく、最寄りの地下鉄駅であるウェストミンスター駅で降りる。
駅の階段を上がると、そこは、ロンドンを流れるテムズ川である。そこにかかっているウェストミンスター橋から眺めたビッグベンが、社会科の教科書などにもよく載っている写真である。
橋の上からシャッターを押していたら、アラブ系の人かなと思われる男性3人に声をかけられた。
(男性)Where are you come from ?
(私)I come from Tokyo, JAPAN.
これがきっかけで、少しばかり話をすることになった。コミュニケーションしようという「心」があれば、拙い私の英語力を十分に補ってくれる。人は心だ。国際理解は心を通じあわせることからはじまる。
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男性から声をかけられて、そこで撮した写真が何枚か続くと、ナンパばかりされたのか!!なんて思われてしまいそうだけど、私の方から、「一緒に写真に写っていただけませんか」とリクエストして、ツーショットしたこともある。
(右の写真)ここはストックホルム市内。スカンセンという、古き昔のスウェーデンの住居や生活を再現した公園がある。せっかく来たのだから、スウェーデンの歴史と生活の様子もかじっておきたいということで、見学してきた。
古い農村の女性を模倣して、実際にジャガイモをむいていた。
スウェーデンは比較的英語は通じる方だ。フランスやドイツに比べればはるかにいい。
この方とツーショットをさせていただいた。
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