留美子が訪れた世界遺産 (6)


文化遺産 ヴェネツィアとその潟

(6)中心部には車は入れない水の都ヴェネツィア(イタリア) 2006. 9.18up


 ♪♭♯月青く、影揺れるヴェネツィアの・・・・
 これはゴンドリゴンドラの歌だ。そう水の都ヴェネチアは運河が縦横に張りめぐらされていて、移動の交通機関は船を使うことになる。
 とくに、ヴェネツィア中央駅を中心とした街の中心部には車は入れない。人々の足になるのはヴァポレットという水上バスになる。
 ゴンドラは人手で漕ぐもので、これは観光用。乗るための料金もけっこう高い。ヴァポレットは、1日券を購入しておくと、日本のバス料金ぐらいの感覚で乗ることができる。

 ヴェネツィアの運河は、グランドキャナルというメインとなる大きな運河と、そこからたくさん枝分かれした小さな運河があり、まさに網の目のように張りめぐらされている。
 ヴェネチア中央駅前のヴァポレット乗場から乗り、グランドキャナルを通ってしばらく行くと、サン・マルコ寺院に着く。この寺院の広場がサン・マルコ広場。ゴンドリ・ゴンドラの歌にも「サン・マルコの広場に・・・」と歌われているところだ。
 私が行ったときは、なにごともない広場だったが、大潮のとき満潮と重なり潮位が上がると、この広場が海水に浸かってしまうという話を聞いた。新聞で、その様子の写真も見た記憶がある。
 どうも、地球温暖化に影響による海水面の上昇と関係あるらしい。
 日本にいると、地球温暖化の影響はあまりわからないが、ヴェネツィアのような海抜ゼロぎりぎりのところでは、たいへんに深刻なのだろうと思われる。 

 グランドキャナルの両岸には、ボートがたくさん泊めてある。言ってみれば大通りでの駐車といったところだろう。マイカーがわりのボートなのだろう。
 岸にはレストランがずらりと並んでいて、ヨーロッパの夏の風物詩である、外にテーブルを出して食事をする光景をみることができる。繁華街にあたる場所にかかる橋がリアルト橋。午後10時をまわっても人出は絶えない。
 街全体は、中世のころ、ヴェネツィアが反映していた風情も残っている。
 イタリア北部の、たいへん美しい街、それがヴェネツィアだ。