街 角 と 風 景 [ 日 本 編 ]  (24)


(24)日本の三大庭園 2006. 5.16up


 金沢の兼六園、絵葉書には必ず登場する琴路灯籠。写真は初春なのだが、秋の紅葉時期はさぞかしきれいだと想像できよう。


 日本には三大庭園というのがあるそうな。金沢の兼六園、水戸の偕楽園、そして、岡山の後楽園。日本の武家文化時代に、大名が居住するところの庭としてつくられたという背景がある。
 庭園といえば、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿の庭園は、オーストリアのハプスブルク家の威信をかけてつくられた絢爛豪華な庭だ。兼六園や偕楽園は絢爛豪華というよりは、そこには「侘び」や「寂び」がある。華やかとはちょっとちがう。人がつくったところということでは、どちらも人工美にはちがいないが、日本の庭園は、自然美を模した人工美という風情がある。文化の違いを感じさせられる。

←水戸・偕楽園は梅園で有名。2月末から3月初めにかけて「梅まつり」が催されている。