街 角 と 風 景 [ 世 界 編 ]  (22)


(22)ゴンドラの唄で歌われた水の都ベネチア 2006. 5.15up


 ゴンドラの唄にもでてくる「サンマルコ広場」。ベネチアの中心部に位置する。私が訪れたときは、とりたてて、広場が海水に浸かるということはなかったが、最近、海水面の上昇で、ここが海水に浸かってしまうことがでてきたという。二酸化炭素濃度の上昇による地球温暖化の影響で、海水面が上昇したこととかかわりがあるのではないかと言われている。
 こういった現実を知ることで環境問題をリアルに感じ、また、中世ヨーロッパ時代、ベネチアが果たしてきた港湾都市としての役割を目の当たりにすることで、生徒にも、イタリアと中世ヨーロッパに関するリアリティある授業をしていけたらすてきだなと思う。

 サンマルコ広場が観光としての中心部とすれば、ここリアルト橋付近は、買い物客や食事をする人たちの中心部となる。
 夜遅くまで人通りが絶えず、水面をそよぐ風をうけながら、運河べりに張り出してしつらえてあるテーブルでは、家族連れ、友人たちと、はたまたカップルでの夕食を楽しむ姿がある。
 こういう場面では「ひとり旅」では寂しい思いをする。でも、ひとりでもお店に入り、水面を見ながらパスタ料理を食べると、いかにも「イタリアに来た」という気分にはなるかもしれない。


 ゴンドラの唄で知られる水の都・ベネチア。ベニスともいう。
 メインとなる広い運河を中心に、数多くの小さな運河が縦横に張りめぐらされている。旧市街ともいうべき運河一帯は、車の乗り入れは禁止されている。旧市街の交通機関としては、ヴァポレットという水上バスで移動することになる。
 ちなみに、ゴンドラは、人の手で漕ぐ船であり、こちらは観光客向け。料金もそれなりの値段で、ちょっと二の足を踏む。70ユーロぐらいは覚悟しなければならないようだ。