街 角 と 風 景 [ 世 界 編 ] (19)
(19)混沌・元気・活力のアジアの街、チェンライ 2006. 5. 5up
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アジアの街は元気だ。活力旺盛な街角が目に入ってくる。
ヨーロッパとはあきらかにちがう。よくも悪くも、ヨーロッパは落ち着いた街並みが広がっているし、 垢抜けたファッショナブルな街といった印象が強い。旧共産圏の東欧の場合だと、垢抜けした街とは形容できないとしても、落ち着いた街並みとは十分にいえる。ところが、アジアの街並みは、混沌としたなかにも「元気に生きている」というメッセージを受けるという感じがある。
アジアでも、日本の場合はそこまではない。たとえば、東京の上野近辺のアメ横界隈を歩くと、いくらかは「アジアの街」を感じとることもできるが、でも、ここ、東南アジア(タイ)に比べるとかなり上品だ。混沌とか元気さは、東南アジアの雰囲気にはおよばない。ヨーロッパ的な雰囲気がミックスされている。日本の街並みは「ここがアジア」というのとはちょっとちがうと思う。
タイ北部の街、ミャンマーにもほど近いチェンライを歩くと、いやがおうでも「混沌」「元気」「活力」といったアジアを感じてしまう。ヨーロッパの落ち着きも悪くはないが、私は、アジアのこの雰囲気は好きだ。私のなかにもアジアのDNAが流れているのだろうか。
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タイでもバンコクは、スカイトレインはあるし地下鉄も開通したし、路線バスは縦横に走っている。メーター制のタクシーはむしろ日本よりも多いぐらいだ。もっとも、正規料金ではなく外国人からはポッてやろうというタクシーにも出くわすが。
ところが、地方都市になると、こういった公共交通機関がほとんどない。タクシーらしき車は走っていない。都市間を結ぶ中長距離バスは、バスターミナルから出ているが、いわゆる市内バスなんてものはない。
かわりに活躍しているのがサムローという人力車。要するに、自転車のうしろに座席をつけて人がこいで走る乗り物だ。日本人からみると、料金はかなり安い。市内だと、日本円にして60円といったところか。もっとも、バンコク市内のエアコンなしの乗り合いバスは10円とか15円とか、そういった料金体系ではあるが。