ヨーロッパの街角と風景/アジアの街角と風景(10)
(10)トラン市(タイ)で生きる性を変える人たち 2005.10.3up
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タイのトラン市といっても、普通の人は、それがどこにあるのか知っている人は少ないだろう。タイの都市で知っているところというと、バンコク、そして、ある程度の人はチェンマイも知っているかもしれない。リゾート地だとプーケットの名前は聞いたことがあるだろう。
トラン市は、プーケットよりももう少し南に位置する。熱帯雨林気候に属する地方都市だ。それほど大きな都市ではないが、トラン空港へは、バンコクから1日数便が飛んでいる。
体は男性として生まれてきても、女性として生きていきたい(フルタイムであるとパートタイムであるとを問わず)人たちは必ず存在する。もちろん、その逆の、女性から男性へも同じだ。
ここ、トラン市を含めて、タイでは、性を変えて生活することに対して、周りの人たちが冷たい視線を向けることはない。普通にどうということはなく生きていけるのだ。もちろん、堂々と生きていける。
写真の場所は、公道に面した戸外の屋台なのだが(タイの人たちはこういった屋台に集う・・・・一般の人が、喫茶店やレストランで集まるという生活レベルまではいっていないようだ)、こうやって堂々と集まっている。この場所には、普通の男女もいるのだが、とりたてて驚く様子などみじんもない。こういった人たちは、日常的に「見慣れている」人たちなのだ。
ちなみに、この写真のなかで、ひとりだけ、ネイティブの女性がいる。下から2段目の右端? うーん、ちがうちがう。ネイティブの女性に見えるよね。この方は、トラン市で最も早く性転換した方だということだ。答えは、一番下の段の右端の女性。この方の案内で、タイ国内のあちらこちらに住んでいるトランスの人たちに会いに行った。
このときは、日本テレビ、スーパーテレビ情報最前線「男ときどき女」の取材をかねていた。
ちなみに、私は、上段の右から2番目。私の隣、右端の人は、トラン市の国立病院に勤務する理学療法士のヌニンさん。
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日が暮れると、家族で、友だちどうしで、こういった屋台に集まってくる。別にトラン市だけのことではなく、首都・バンコクでも、こういった屋台はあちらこちらにある。
もっとも、バンコクのような大都会となると、スターバックスやマクドナルドのお店もあり、お金に余裕がある層は、そういったところでコミュニケーションをとっている。
戸外で食事するのは、夏のヨーロッパでも同じだが、ヨーロッパの場合は屋台ではない。レストランやカフェが、テーブルを外に出して、そこで、人々は食べたり飲んだりする。湿度が低いヨーロッパは、外で飲食するのはたいへん心地よい。
タイは、アジアのモンスーン地域だ。夜になっても気温は高く、湿度もけっこうある。東京の夏のムッとする感じとにている。ただ、ここトラン市は、東京のようにビルとコンクリートだらけではないため、夏の東京の戸外に比べると過ごしやすい。