ヨーロッパの街角と風景/アジアの街角と風景(5)


(5)旧共産圏ポーランドの首都、ワルシャワの中心部 2005.9.26up


 1989年までの共産圏は、私のような人にとっては、なかなか行きにくいところだと思っていた。お堅いところというイメージだ。しかし意外だった。
 オランダのアムステルダムから、ポーランドの国際空港であるショパン空港へと向かい、その空港のパスポートコントロールでパスポートを見せたが、何も問いただされることはなかった。思ったより簡単に入国できた。
 これも、2004年5月に、ポーランドがEUに加盟したからなのかなあと、勝手に想像する。
 写真の背景は、ワルシャワ中央駅で、ちょっと奇抜な建物のデザインだ。駅の地下に列車が入るホームがある。地下駅ということ。
 この写真でいうと、左側の通りの地下に地下街がある。あまりあか抜けない。それでも、マクドナルドがあった。マクドナルドは、実にどこの国にもある。そこで昼食をとったが、味は日本のものとたいして変わりはなかった。メニューもにているが、微妙にちがうものがある。
 車の数も多くなっているようだが、まだまだゆっくりとしている。駅の周辺は広々としていて、西ヨーロッパの中心街とは、いささか趣がちがった。


 ワルシャワ中央駅の対面あたりにそびえ立っている。このあたりでは、というより、たぶんポーランド全土といってよいかもしれないと思っているが、最も高い建物ではないだろうか。
 旧ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)で、第2次大戦後、スターリン時代の真っ最中、スターリンからワルシャワ市民への贈り物として建てられたというポーランドの文化科学宮殿がこの写真。モスクワ大学の校舎にそっくりだともいわれる。
 旧東ドイツのテレビ塔もそうだが、高くそびえ立派な建物をつくるのが、社会主義時代に、その体制の優位性を誇示する証だったようだ。
 もっとも、アメリカだって、ずっと前は、エンパイヤステートビルなどの超高層ビルをつくっていったわけだが。
 今は、アジアの発展途上国で、世界一の建物の高さを競うようなことが行われている。