ヨーロッパの街角と風景/アジアの街角と風景(1)
(1)ギリシア、スニオン岬からみたエーゲアンブルーの海 2005.9.25up
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ギリシアということばでイメージされるものというと、エーゲ海、パルテノン神殿、オリンピック発祥の地といったところだろうか。
地中海の一角、ギリシアとトルコに挟まれた海をエーゲ海と呼んでいる。夏のエーゲ海は、地中海性気候の特徴から、雲ひとつなく、陽光がさんさんと降りそそぐために、海は、本当にきれいなブルーをしている。一方、熱帯の海のように珊瑚礁がないため、エメラルドグリーンの色にはならない。同じ海でも、熱帯地方の海の色とちがうのが、ある意味では不思議だ。海の色は、その海水の透明度、砂の色、珊瑚礁の有無など、さまざまな要因が関係しているのだろう。
個人的には、熱帯地方のエメラルドグリーンの海の色の方が好きだが、しかし、エーゲ海の海の色をあらわす「エーゲアンブルー」も捨てがたい。
ここ、スニオン岬は、アテネから日帰りで行けるところ。私は、アテネ市内にある博物館などを見学したあと、カフェで一休みしているときに、ガイドブックをパラパラとめくり、ポセイドン神殿の遺跡を見に行こうと思い立ち、午後から出かけた。それでも十分に、現地で遺跡を見て、風景に感動し、カフェで休憩しても、それでも、午後6時ごろにはアテネにもどってこれる。
エーゲアンブルーの海を見るとしたら、その目的としては手軽な場所ではないかと思った。
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ちなみに、参考のため、熱帯地方の海の色を紹介しよう。
左の写真は、タイのプーケットから船で1時間、さらにボートに乗り換えて30分ぐらいのところにあるピピ・レ島。
上のエーゲアンブルーの色と見比べるとおわかりだと思うが、明らかに海の色がちがう。
これがエメラルドグリーンという色。この色は、エーゲ海では見ることができない。一方、エーゲアンブルーの色は、タイでは見れない。自然の不思議さに驚くばかりだ。
ご存じだと思うが、ここ、ピピ島は、スマトラ沖の津波で大被害をうけたところだ。この写真は、津波の被害の前に撮ったものである。
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この写真は、レオナルド・デカプリオ主演の『ザ・ビーチ』という映画にでてきたシーンである。
このビーチは、上の写真のピピ・レ島にあるマヤ・ビーチでロケしたものだということだ。
映画の画像であるために、上の写真とは色あいがちがっている。実際の色は、上の写真の方に近い。
しかし、エーゲ海の海の色とは明らかにちがう。同じ海なのに、この色のちがいはどうしてなのだろうか。
自然の不思議は、実に巧みであると思ってしまう。