2016年 10月 27日

コスモス畑の中にいるように背景をぼかして撮る




 タイトルにある「まるでコスモス畑の中にいるように背景をぼかして撮る」という写真は1枚目だけですが、標準タイプから望遠タイプのレンズに変えて写してみました。
 さて、この写真をひとりで撮るときにはどうするのか、ということです。ピントをだいたいのところであわせてタイマーを使ってそそくさと移動して撮る・・・うーーんそれでもいいのでしょうけれど、この写真を撮るときにはそれでは困難です。移動するのに迂回することもあってタイマー時間内では難しいのです。私の場合、リモコンシャッターを使っていますから、そのリモコンシャッターで、というのはどうか。残念ながらこの写真の場合リモコンが届く範囲外なのです。リモコンはだいたい5,6メートル。調子がよくても8,9メートルが届く範囲なのです。
 ここで最近のデジカメに装備されているWiFi機能を使ったリモートコントロールシステムを使ってみることにします。このWiFiだと調子がいい場合は20メートルぐらいは届くのです。15メートルだったらだいたい大丈夫。この写真は15メートルぐらいの距離でしたので余裕で使えました。スマートフォンで使うのです。私のカメラはキャノンのEOS−M3なのですが、キャノンConectというアプリをダウンロードすると使えるようになります。スマートフォンにこれから撮ろうとする画像が表示されますから、その画面をみながら構図を決めていくことができるのも使い心地はいいのです。かろうじて難点というと、リモコンシャッター(カメラのオプションとして購入する)に比べて、使うまでにやや手順が必要なことでしょうか。リモコンシャッターの場合はただ押すだけですから。
 そんなこんなで撮ったのが1枚目です。ちなみに、リモコン操作の場合、シャッターごとにカメラで顔認識操作をしてくれますので、ピントはしっかりと合ってくれます。EOS−M2のときには、ピントがやや甘いときがあったのですが、M3になってからはかなり改善されています。2016年11月末に、M5が発売されることがキャノンからアナウンスされています。期待したいものですね。
 Mシリーズのようなミラーレスカメラではなくて、普通の一眼レフを使わないのか、という疑問もあるかと思います。旅行であちらこちらに出かけるときが多いですから、重量は大きなポイントです。それに、化粧ポーチやその他の「女性」のもちもの(いろいろとあるんですよ)と一緒にバッグに入れるとしたら小ぶりのカメラがいいのです。ミラーレスだって立派な一眼レフだし、キャノンの場合、撮像面は他の一眼レフと同じ大きさなのです(フルサイズのものは別として)。たとえば、EOS80Dと同じ大きさで、画素数も同じなのです。私としては、いろいろと考えた結果、ミラーレスをチョイスしています。

 撮影は、東京都立川市にある昭和記念公園内です。