2008初夏 留美子のワンデイトリップ

潮来の伊太郎♪♪、水郷の里     (※潮来は「いたこ」と読むんですよ)


 「青春18きっぷ」は学生の夏休み、冬休み、春休みにあわせて発売されているため、これ以外の期間では、この超お得なきっぷは使えない。でも、ワンデイトリップだったらそれほど遜色ない使い方ができるチケットがある。
 東京と隣県あたりに住む人でないと意味がないのだが、ホリデーパスという土日だけ使えるフリーパスのきっぷがある。2300円なので青春18きっぷの1日分と価格は同じ。ただし、有効となる範囲は東京と隣県だけなので、青春18きっぷのように全国に通用するわけではない。じゃあ割高なのかというと、ワンデイトリップであればそれほど遠いところに行くことはできないわけだから、実質的には18きっぷと変わらないような使い方ができる。
18きっぷと比べてメリットとなるのは、別に特急券を買えば特

急列車にも乗れること。とはいえ、このメリットはたいしたメリットではない。特急で行くような場所まで有効範囲になっていないということがある。
 このところ、土日はずっと雨模様の日々だった。ウィークデイは晴れるものの土日にかぎって雨になる週が続いていた。6月の最初の日、前日まで降り続いていた雨がカラリと晴れ、久しぶりの週末の好天だ。これはどこかに出かけるべきだろうなあと考えて、私が選んだところが潮来。たしか、今、あやめ祭りの最中だったよね、ということで、いそいそとメイクして、最寄りの駅の特急券などの販売機でホリデーパスを購入したのだった。 
 東京駅から総武線の快速で千葉まで。そこから、成田線経由で鹿島線に乗り入れ、鹿島神宮まで行く普通列車に乗り換える。乗り換えてから約1時間ほど。歴史のまち佐原をすぎてまもなく潮来駅に到着する。

 

潮来笠    橋幸夫

潮来の伊太郎 ちょっと見なれば
薄情そうな 渡り鳥
それでいいのさ あの移り気な
風が吹くまま西東
なのにヨー
なぜに眼に浮く 潮来笠

田笠の紅緒が ちらつくようじゃ
振り分け荷物 重かろに
わけは聞くなと 笑ってみせる
粋な単衣の腕まくり
なのにヨー
後ろ髪引く 潮来笠

旅空夜空で いまさら知った
女の胸の底の底
ここは関宿 大利根川へ
人にかくして 流す花
だってヨー
あの娘川下 潮来笠

 ユーチューブで橋幸夫の潮来笠を聞く場合には右の写真をクリックしてください。 橋幸夫 →

 潮来は「潮来の伊太郎、ちょっと見なれば・・・」の歌詞ではじまる、橋幸夫が歌った潮来笠であまりにも有名になった。とはいえ、私は、この街をまだ一度も訪れたことはなかった。
 あやめ祭りの最中だという情報をインターネットで得たこともあって、ぜひ一度訪れようということでやってきたのだった。

 あやめはまだ5分咲きだろうか。うーん、といっても、実はそれは正しい表現じゃないのだけど。
 あやめと花菖蒲とはちょっと違う種類らしい。もうひとつ似た花にカキツバタというのもある。カキツバタは赤紫色なので見分けがつくのだが、あやめと花菖蒲とのちがいは、ちょっと目にはわからない。
 なんでも、あやめはもう咲き終わったとのことで、今は花菖蒲が咲き始めたという説明があった。・・・ホントかな??

 潮来でも、いろんな方と交流してきた。
 潮来一中の生徒が来ていて、お互いに写真を撮りあったり、水郷をゆく櫓船(エンジンではなく人力の櫓で漕ぐ船.潮来市が運営しているそうだ)の女性の漕ぎ手とツーショットしたり、あやめ娘たちとの写真撮りなど、楽しく交流してきた。
 櫓船の漕ぎ手はかなり重労働。力もいる。でも、若い女性が数人いるそうだ。あやめ娘を経験して数年後、櫓船の漕ぎ手をやりたかったとのこと。顔を赤くして汗を出しながら、男性に負けないぐらいぐらいに漕いでいた。たまたま私が乗った櫓船が女性の漕ぎ手だったとのこと。



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