No.77 トランスジェンダーとニューハーフ(蜜柑さんのHPから転載)
私のエッセイ【No.73 と 74】を読まれて、感想のメールが届きました。
「私も、戸籍の性別を変えたからといって、本質的な解決にはならないと思います。たしかに変更すると、今の日本社会で生活しやすくなるでしょう。しかし裏を返せば、ただ、それだけのことでしかない。それよりも、人々がマイノリティ(GIDの問題以外も含めて)に対する意識を変えることが重要だと思います。みんな同じ人間なんだから、、、批判し合うのではなく、認め合おうよ!と心から思っています。そして、なぜ、アジア人の一員である日本人が、二元論に頼ろうとするのでしょう…。それをやめれば、この現状も少しは変わっていくのではないか」とのご意見。
私は、全く、この方のご意見に同感です。
「蜜柑」さんというハンドルネームの方なのですが、ご自分のホームページを持っておられます。そのなかで日記を書いておられるのですが、5月9日の日記のタイトルが「トランスジェンダーとニューハーフ」というもの。これまで、私が語り話してきた主旨と全く一致するため、たいへんうれしくなりました。
私のエッセイではありませんが、転載して紹介いたします。
なお、蜜柑さんのホームページは、つぎのURLです。クリックしてください。
http://blog.livedoor.jp/yumemaboroshi/
トランスジェンダーとニューハーフ
↑(写真は本文とは直接は関係ありません) 【写真左】スナック「スワンの夢」の前あたりの新宿2丁目の街角.新宿2丁目は、ニューハーフのお店もあれば、ゲイ、レズビアンのお店もある.トランスジェンダーが集うお店もある.セクシュアルマイノリティ全員集合的な場所で、しかも、治安はとてもいい.女性の独り歩きも安全.というか、ナンパされることもほとんどない.ゲイの男性は女性をナンパしようとはしないだろうから. 【写真右】街歩きは、カフェで休憩.2丁目のあたりは、私などがいても、ごく当たり前の雰囲気.
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「性同一性障害(トランスジェンダー)の人もニューハーフもたいして変わらないでしょ?要するにオカマ!」これが一般論だろう。しかし当事者たちにとっては、それぞれの言い分があるようだ。今日はその辺について私の知る限りのことを書いていこうと思います(あくまで私が出会った人たちの話を中心としたものであって、これが全てのトランスジェンダーとニューハーフに通じるものではないと思うのであしからず)。まずは、トランスジェンダー(以下TGと表記する)の人。彼女らはニューハーフと比較されたとき、「私たちは真剣に悩んでいるの。私たちは女なのに男の体で生まれてしまっただけ。あの人たちは商売目的でやってるただのオカマ。一緒にしないで!」と言うだろう。次に、ニューハーフからみたTG。「頭が病んでる人たち。もしくは何かと理屈をつけて自分を正当化しようとしてるだけのオカマ。」といったところだろう。
両者の言い分、どちらも分かる。おそらくどちらか一方の言い分が正しくて、もう一方は間違ってるという話ではない。もちろん一般論を否定することもできない。では最後に、私の言い分はというと、「どちらもセクシャルマイノリティ。差別しあうのではなく、手を取り合おう!」である。「いや、それは間違ってるぞ!」と思われる方は、ぜひご意見を。