高校の同窓会・・・・「女性」として再会して

ここの写真は、同窓生のなかでも、女性の同窓生とのショットである
ここに写っている方には写真をメールします.私までメールで連絡をしてください

 2001年11月末、渋谷で、高校の同窓会があった。
 もちろんこれまでも参加はしてきたのだが、それは、男モードの私としてであった。
 1年前、カミングアウトはしたのだが、そのときはまだ男モード。今回が初めての「女性・宮崎留美子」としての再会だ。
 最初、会場に入るのにはなかなか度胸が要る。会場となったお店の入口で20分ほど逡巡した。入ろうか帰ろうか...勇気をもって入っていった。
 昔の仲間は、私を温かく受け入れてくれた。いつになっても、若いときの仲間は、心のオアシスだ。
 BGMは、高校の第2応援歌。

 高校は熊本県の某高校。
 私とのトリプルショットで写っている女性は、ひとりは、中学時代からの同級生。当時は、お2人とも、才媛で、しかも、美人の誉れ高き女生徒。2人とも、とてもハイレベルの大学へ、現役で合格されている。
 鳴かず飛ばずの成績だった私に比べて、ほとんどトップクラスの成績をとる、実に優秀な生徒だったのだ。
 私なんかが話しかけていっても、歯牙にもかけてくれなさそうな、ある意味では「高嶺の花」だったのだ。
 当時、話してもくれそうもないお2人と一緒に写れるとは...感激

 私と写っているこの方は、当時、私たちの高校の男子生徒のアイドルというにはまだおこがましい、いや、男子生徒の最高の憧れの女生徒だった方だ。私なんか、とても近寄れる「身分」ではなかった。男子生徒が勝手に決める美人コンテストでは、いつも1番。
 さらに、私が在学した高校は、成績がその人の価値を決めるというぐらいの雰囲気があったのだが、彼女は、常にトップクラス。劣等生の男子生徒であった私は、このような女性に近づけるわけはなかった。遠くから眺めるだけの近寄りがたい存在ですらあった。
 こんな近くでツーショットできるなんて、当時の私は絶対に想像すらできなかった。それが今、近くでツーショットというだけではなく、「宮崎留美子」として、変態、気味が悪いなどと言われずに、女性どうしとしてのツーショット。時代は確実に変わってきていることを予感させる一幕だ。
 彼女と私は、今は、奇しくも、私立高と公立高(私)の教員であり同業者だ。同業者ゆえに話もあう。高校のときの「雲の上の天使」が、今は、地上に舞い降りてきて私の横にいて、女性どうしとしてツーショットしている。高校時代にはとても想像することもできなかったシーンなのだった。