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東海汽船という、伊豆諸島への離島航路を経営している船会社がある。この会社が、夏の期間に、東京湾のナイトクルーズを行っている。東京湾納涼船と呼んでいて、都心では、まだ蒸し暑い夜のひとときを、海上の涼しい風に吹かれながらビールを楽しもうという企画である。
夕方、離島航路から帰ってきた船が、次に出航するのは、夜の12時近く。その間、船を有効利用するということから考え出された企画のようだ。港にいる数時間を利用して、2時間の東京湾のナイトクルーズを行っている。したがって、使用される船は、実際に離島航路に使っているものであるため、かなり大きい船だ。
男性3700円、女性2700円で、ビール・ソフトドリンクが飲み放題。おつまみは別料金となっている。2000年の納涼船の場合、浴衣を着た女性は、なんと無料で乗船できて飲み放題となるようなので、なんともウレシイ企画でもある。私は、この日は残念ながら浴衣ではなかったので規定の料金となってしまった。
午後7時に竹芝桟橋を出航して、レインボーブリッジをくぐるあたりのころは、外はまだトワイライトタイム。オレンジ色に染まった地平線近くの雲が、なんともいえぬロマンチックなムードを醸し出す。そして、だんだんと、夜の戸張が降り、湾岸の対岸にある木更津あたりの街灯りがかすかにきらめくようになってくる。
船の左側には、東京国際空港(羽田空港)の密集した光のゾーンが見えてくる。そして、ひっきりなしに離陸で飛び立ったり着陸しようとする飛行機の姿が見えてくる。
手には、カウンターでもらってきたばかりの冷えたビールと焼き鳥の串。飛び立つ飛行機を身ながら、とるもとりあえず乾杯する。グッと飲み干すビールの味は、いつも飲んでいるビールと変わらない製品だとはいえ、何かしらちがったうまさを感じてしまう。
おおむね、東京湾の中腹あたりでUターンし、もとの竹芝桟橋にもどってくると、だいたい2時間が経過している。この間、甲板では、バンド演奏やイベントが行われており、涼しい海風に吹かれて楽しみながら、またグッと一杯も何ともいえない。さて、船内の私のショットとともに、トワイライトから夜に向かう、東京湾の景色をお楽しみあれ。
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竹芝桟橋(伊豆離島航路の乗り場)横のビルを背景に、はいポーズ
背景は、東京湾に注ぐ隅田川河口にある、佃島のウォー
ターフロントのビルの数々
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背景は、東京湾に架かるレインボーブリッジ
夜の戸張が降りて、遠くに、街灯りがまたたいている
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竹芝桟橋のシンボルツリーの前で
背景は、今、乗ってきたばかりの船「さるびあ丸」