2004夏 ケアンズ・グレートバリアリーフ(オーストラリア)に感動
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グレートバリアリーフという単語を聞いたことがあるだろうか?
オーストラリアとニューギニアの間に広がる珊瑚海(CORAL SEA)で、オーストラリア大陸の沿岸部に2000Kmにわたって自然がつくってきた珊瑚礁のことである。世界自然遺産にも登録されており、世界最大の珊瑚礁ということだ。グレートバリアリーフを見に行くには、オーストラリアの北部にあるケアンズ(Cairns)から出ている珊瑚礁ツアーに参加するのが便利。
ケアンズまでは、カンタス航空や日本航空他、けっこう多くの便数が出ており、また、ケアンズ市内では、日本人をそこここでみかける。大橋巨泉が経営するギフトショップもここにある。
←グレートバリアリーフの一角にあるグリーン島
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ケアンズまでは、成田からおよそ7時間。ハワイまでと同じぐらいの距離。グアム島やパプアニューギニア上空を通過して南半球に行くことになる。ちなみに、日本の夏の8月は、ケアンズでは冬にあたり気温が低い季節ということになるが、熱帯気候であるため、半袖でじゅうぶん。ただし、湿度が低くカラリとしているため、半袖だと夜は涼しく感じる。人によっては、長袖シャツが必要になるかもしれない。
昼間、太陽が当たると、光線は強いため十分に泳げる。海から上がり木陰に入ると、湿度が低いため涼しく感じる。7,8月は海水温がやや低いため、シュノーケリングをするには、ウェットスーツをレンタルしたほうがいいかもしれない(1日レンタルで、15A$=約1200円)
ケアンズ市内からは、いくつかの会社が珊瑚礁や島に行くツアーを催行している。最も大きな会社はグレートアドベンチャーズという会社で、日本人スタッフも多くいて、言葉で困ることはないため安心だ。
←グリーン島、一般的に行きやすい島
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←グリーン島、高速船が着く桟橋.両側に珊瑚が広がる.海水の透明度も高く、エメラルドグリーンがまぶしい.
グレートアドベンチャーズでは、グリーン島1日と、アウターリーフのひとつであるノーマンリーフへのツアーを売り出している。グリーン島でも十分に珊瑚の美しさを楽しめるが、もっと味わうためには、やはりアウターリーフまで行く必要がある。グリーン島まで、高速船で約45分、アウターリーフまでだとさらに60分。
真っ白い砂は、日本の海水浴場ではなかなか見られない。伊豆の海水浴場は、海水は濁っている。しかし、ここの海は、どこまでも澄みきっていて、色とりどりの珊瑚の間を熱帯魚が泳いでいる。ビーチから行ける(背が立つぐらいの場所)では、熱帯魚は小ぶりなものがほとんどだが、それでも、シュノーケリングで海の中を眺めると、そこは別世界を感じとることができる。
写真は、ニコンのデジカメD70で撮影
グリーン島は珊瑚礁でできた島。コーラルケイということだ。周囲は30分もあれば1周することができると、ガイドブックには書かれている。しかし、ツアーの滞在時間は5時間で、そのなかに、シーウォーカー(後述)や体験ダイビングなどのアクティビティを組み込めば、ビーチでのシュノーケリングをしていると、1周する時間をとることは難しい。5時間など、けっこう早くたってしまう。
コインロッカーに荷物を預けて、シュノーケリングセットを借りて(これはツアー代金に含まれている)、さっそくビーチに出てみる。まぶしいばかりの白い砂浜が目に飛び込んでくる。水着姿は恥ずかしいのだが、とくに気にするような人はいない。
足ヒレをつけて、水中眼鏡をかけてシュノーケリングすると、もうそこは別世界が広がっている。
さあ、つぎは、アウターリーフを紹介しよう。
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グリーン島からさらに60分程度かかるところにあるのがノーマンリーフというアウターリーフのひとつである珊瑚礁。グレートアドベンチャーズの会社はノーマンリーフに行くようだが、サンラバーズという会社はモアリーフに行くようだ。
リーフは島ではなく、要するに、珊瑚礁が海面に見え隠れしている場所である。この珊瑚礁の間近にポンツーンという人口の浮島をつくり、そこをベースにして、いろいろなアクティビティを行うというものである。シュノーケリングはベイシックなアクティビティで、これはツアー代金に込みになっている。グレートアドベンチャーズの場合、スクーバドゥという海中スクーター形式で、しかも、顔をぬらすことなく海中を見ることができるアクティビティをオプションで用意している。130A$(約1万円強)なのでけっこう高い。これが玉に傷。しかし、2度と体験できないだろうとの思いから申し込んでみた。
←ノーマンリーフのポンツーンから撮影したアウターリーフ
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水中カメラ(ペンタックスOptio-S4iに水中撮影用のケースをつけたもの)で珊瑚を撮影した。左上のテーブル珊瑚はアウターリーフで5メートルぐらいの深さのところにあったもの。右上と左の写真は、グリーン島でシュノーケリングで撮影したものである。
珊瑚は、けっこう固いのかと思っていたのだが、ぶよぶよしているものも多く、生きている場合には固いとは限らない。
こういった珊瑚の間を熱帯魚が泳いでいるのだが、所持している水中撮影用のデジカメは、シャッタータイミングとシャッターを切るときに時間のずれがあり、珊瑚の間を魚が泳いでいるシーンをうまく撮ることができなかった。近寄っていくと逃げてしまうため、シャッターにタイムラグがあると難しい。この点、一眼レフデジカメだとシャッターチャンスとシャッターを切るときとの間にタイムラグがない。ただ、まだ、水中撮影用のケースが発売されていないため、今回は、軽くて小さいOptio-S4iを利用した。
海中写真はペンタックスOptio-S4iに水中撮影用ケースをつけて撮影
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グレートアドベンチャーズの会社は、ノーマンリーフではスクーバ・ドゥ(写真左上)、グリーン島ではシーウォーカー(写真右上)のアクティビティを用意している。また、この他にも、体験ダイビングもある。海中の光景を楽しむためには、この3つのどれかに申し込む必要がある。シュノーケリングは、あくまでも海面から海中を眺めることしかできない。
いずれも、インストラクターがずっと案内してくれるので、泳げない人でも楽しめるというのが謳い文句である。ただし、アクティビティの価格は高い。
海中に降りていくと、左写真のように大ぶりの魚が、私のまわりを泳いでいる。エサをばらまくと、ドサーッと寄ってくる。私は夢中で写真を撮った。ただしこれも、タイミングがあわずに、うまく撮れている写真は多くはない。
こんなに多くの熱帯魚に囲まれて(寄ってきた魚に触ることもできるぐらいに集まってくる)海中を散歩したのは初めてだったので、なかなか感激。
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ケアンズには、もうひとつの見どころがある。それは、キュランダ村の熱帯雨林観察だ。これも現地ツアーとして売り出されている。「どきどきキュランダ1日観光」というネーミングで日本語で案内する観光ツアーだ。
スカイレールというロープウェイでけっこう長い距離を移動する。バロン渓谷を越え、グレートバリアリーフを遠くに望むなど絶景がつづく。終点にあるのがキュランダ村。ここに、レインフォレストという熱帯雨林を水陸両用車(アーミーダックといって第2次大戦で実際に使ってたもの)で見て回るというアクティビティがある。世界最古の熱帯雨林が残っているということで、生い茂る雨林を力強く移動していくのも、なかなか面白い。
また、一角には、コアラ舎もあり、料金をとって「コアラ抱っこ」の写真をとってくれる。熱帯の鳥が飛び交う場所もあり、1日を過ごすのもなかなかグッド。
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チョコレートの原料であるカカオ豆が実っている様を地理の教科書で見たことはあったが、実際に実っている様子を見たのは初めてだった。1つの豆のさやはけっこう大きい。
さて、キュランダ村からケアンズ市内に戻るのはキュランダ鉄道。短時間のテレビ番組だが毎日放映されている「世界の車窓から」のカバー映像としてとりあげられていたのが、このキュランダ鉄道。昔ながらの車体を用いている。ゆっくりゆっくりと走っていくのは、いかにも「世界の車窓から」そのままの世界だった。
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宿泊したホテルは「オアシス・リゾート」。ケアンズ市内中心部にあるものの、ブロック一角をすべて占めていて、ホテル内に入ると、そこが市内にあるということが忘れてしまうぐらいに、熱帯の木々が生い茂る。
プールは、白い砂を敷いたラグーン形式になっており、プールに入ったままで飲み物が飲めるように、プールの中にもバーの席がしつらえてある。トロピカルムード満点のリゾートホテルだったが、宿泊費は高くなかった。ヨーロッパの中級ホテルの半額ぐらいだった。朝食(写真下)もなかなか美味しく、ケアンズは、日本人にとって行きやすいリゾート地ではないだろうか。
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