留美子の小さな旅

世界遺産への登録をめざして、足利学校


 「鉄道の日JR全線乗り放題パス」が売り出され、それを購入して富山方面へローカル線に乗る楽しみを果たしてきました。
 パスの方が1日分だけ余ったため、日帰りでどこか行けるところ・・・・ええーっと、そうだ、両毛線に乗って、足利で降りて、そして、高崎に出て、上越線で水上へ。帰りは、SL奥利根号に乗ってみようなんて計画したのでした。
 早朝、新宿駅を6時24分発の臨時快速「フェアーウェイ」で東北線の小山まで行って、そこで両毛線へ乗り換え。4分の乗り換え時間で、乗ったらまもなく発車ということで、なかなか効率的な乗り換えです。
 40分ほど乗ると、列車は足利駅へ到着。
 そうだ、ここには、足利学校っていう、日本で最古の学校があったところだったっけ。

 世界遺産登録をめざして運動しているという話も聞きました。文化遺産として登録できるかどうか。
 島根県の石見銀山が、今年、登録されたこともあって、望みはありそうです。でも、競合する競争相手もけっこういそうです。たとえば、富岡の製糸工場なんてところも、世界遺産登録をめざしているそうです。
 さてさて、登録の価値がありやなしや。

 足利学校の敷地の広さは、そうたいした大きさではありません。世界遺産に登録されている他の物件が、それが文化遺産であっても、足利学校よりははるかに大きいです。「足利学校とその周囲の歴史地区」なんてことであれば大いに登録の可能性はあると思いますが、周囲が歴史地区のように、街並みが保存されているわけではありません。
 世界遺産になれば、観光価値があがり訪れる人も増えることはまちがいありませんが、そう簡単には登録はできないのではないかと思ったものでした。

 右の写真は「学校」という門です。入館チケット売り場から入ると最初の門です。

 冒頭の写真と、左の写真は、「方丈」と呼ばれている、学生への講義や学校行事が行われた場所だとのこと。
 中に入って見学することが可能です。
 他の日本の歴史建造物についてもいえるのですが、おしなべて質素です。これが、ヨーロッパの建築物となると、とにかく絢爛豪華というものが多いのですが、日本の建築物は、殿様のお城であっても、内装は質素なものです。
 とりわけここは「学校」ということもあるのか、華美な内装はみあたりませんでした。

 築山を配した庭園。
 日本の庭園は、これも、ヨーロッパとはかなりちがいます。「侘び」「寂び」がテーマとしてあるのでしょうか。豪華絢爛というのとはかなりちがう。
 日本の文化は、海外と比較すればするほど、おもしろみがありそうです。